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-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その五
-週末の楽しみ751Low Profile Headlights ver.H4 その11LEDバルブの続き。IPFライトボディ+LEDをテストしてみたのですが、その結果に頭が大混乱に陥りました。 ・右ライトのハイ/ ローが逆のように見える ・左ライトのハイ/ ローは正常 ・上下というより左右に切り替わっているようにも見える 配線間違ってるとかでしょうか? 本当にハイ/ ローが逆になっているのか、バルブ単体でテスト。 12vを入れてしまうと眩しくてどうなっているのか見えないので、充電器を使って6vを入れてみることに。 ハイ ロー ちゃんと光るべき部分が光っていました。左右とも同じ。 でもどう見ても右のライトがおかしい・・・ 原因はコイツでした、延長用の配線。 IPFのを使っていればよかったのですが、たまたま手元にあった同様の部品を使ったところ、ハイローが入れ違っていました。 まだ分からないのが「左右に切り替わる」現象。 しばらく考えて、思い当たることが。 H4ライトバルブは配光が左上がりになるよう、ライトボディに対して傾いて取り付けられます。LEDの光は特定の方向に向かって集中してしまうため、傾けると上記の現象が起きてしまうのかも。 ライトバルブを傾けずに取り付けて再テストしてみることにします。 ロードスター純正リトラ用の丸目H4ライトボディを固定。 バルブの向きが分かるように印を入れました。 実験開始。家の前の道路です。お向かいさんに向かって照射します。街路灯もLEDで結構明るく、道路標識の影がくっきりと出ています。 充電器を繋いで光らせます。これはロービーム。カットラインらしきものが見えますが、上方にかなり光が飛んでしまっているのが分かります。 こちらはハロゲン。暗いですがカットラインは綺麗で、左上がりのくっきりしたラインが見えます。 LEDハイビーム。ロービームに比べて上を照らしていますが、ロービームがそもそも上を照らしてしまっているためその差が大きくありません。ただ、例の「左右に切り替わる」現象は解決しました。 一方、左右への光の広がり、特に右側が減り、真ん中に集中してますね。その分中心部の明るさは上がっています。 LEDとハロゲンのロービームを比較。 うーん・・・。 もうちょっと実験します。 丸目ボディでLEDライトバルブを「ほんの少しだけ」傾けたらどうなるのか。 お、カットラインが少しはっきりしました。 試しにお向かいさんの側に行って、どれくらい眩しいか見てみましたが、ガレージ前に立って見る分には全く問題ありません。階段の前まで来ると少し眩しい。 いけるかな、と思ったのですがコレはコレで問題があって・・・ハイビームとの差がほとんどなくなりました・・・。撮った写真を後から見るとどれがハイかローか分からないくらい。 また、丸いお椀形の丸目ライトボディだと傾けた影響がまだ素直に反映されるのですが、角型だと上下が平らになっているせいか、前述の左右に切り替わる現象が起きやすいみたい。 続いて、角目ボディに傾けずに入れた場合にどうなるか。 ロービーム。左上がりのカットラインはやはり得られていません。 上方へのグレアも出ています。 ロービーム(まだ日が落ちきっておらず、左の建物に太陽光が当たっています)。 ハイビーム。照射範囲がグッと狭くなります。奥側のLEDが発光するせい? ちなみに、路面の明るさはハロゲンと同等でした。配光の問題でしょうね。カットが出ておらず、上に拡散してしまっている光が多いのかと思われます。 光軸を少し下げてやれば対向車に迷惑掛けることなく使うことが出来そうではあります。ちょっと使ってみながらどうするか考えようかと思います。 ちなみに使ったのはこちらのLED。スペック的には一個当たり36W 3800LM、という事になっています。数値上はかなり上のLEDバルブで、実際光源を見る限りではかなり明るい。ファン付きタイプ。実売価格は2個セットで3000円程度です。 TOPへ |