TOP
-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その五
-週末の楽しみ770Keigo1951 Toyota 111 ITB化インジェクション化するにあたり、必要なものがいくつかあります。当然ながらインジェクター。トヨタ・ARエンジンに使用されているものを流用します。これもちゃけさんのアドバイス。AVV50カムリ用で、マルチホールで350cc@330kPa。220psくらいまで対応できるのでちょうどいいですね。 洗浄までしてくれたうえ、手持ちのカプラも送ってくれました。ほんと感謝しかない。 左がAVV50カムリ、右NA8C。結構近い形しているのですが互換性ありません。 NA8Cの、白い部分をこじって外します。 ピックツールかマイナスドライバーでカプラ側の爪を起こすと端子が外せます。 AVV50カムリのカプラにNA8Cの端子がそのまま刺さります。 白いプラスチックを押し込むと端子が固定されて完成です。 インジェクターには極性がありませんので簡単。 111スロットルに変更しますのでTPSセンサーも111に。インジェクター同様にNA8Cのカプラ―から端子を引き抜きます。 トヨタ111/ 101スロポジ用に組み替えて差しこめばOK。配線にダメージを与えることなく対応可能です。 DIYPNPのマニュアルに従ってエアフロカプラ―に吸気温度センサー用の配線をつなぎます。オーディオ用などに使われる細い平端子ギボシのオスを差し込む方法を取りました。サーミスタなので極性ありません。 キャブを外して111ITBをポンとつけるだけかなと思っていたら、ISCV部分がヒートエクスチェンジャーの配管に干渉しました。反時計回りに45度回して対応します。 MS2はキーオンで燃料ポンプを数秒回して燃圧上げてくれます。 2021/05/10 追記 Priming Pulseがゼロだと燃ポン回りません。 /追記 純正レギュレータで3.4kg/cm2程度の燃圧が確保できているのを確認しました。高回転でたれなければこれで十分ですね。完成したら実走でチェックしてみます。 タイミングランプを構えてクランキング。 前頁で書いたようにMS2の設定ミスでケッチン食らったり、燃料が全然足りなかったりしてちょっと悩みましたが無事に今載っているハイコンプエンジンが始動できました。 # プラグトップコイル非対応のタイミングランプを使っているため、10度ほど早く表示されてしまうことに注意が必要ですが、その点を考慮に入れれば始動テスト用としては使えます。 カプラ―オンでフルコン化出来てしまうの、本当に素敵です。 NA8純正ECUはコンデンサのお漏らし問題が頻発してますので、保守かねていっそMS2にしてしまうのも良いのかもしれません。 PCはWindows8ノート。MoTeCM4みたいにUS-DOS環境で苦労しなくていいです。USB-シリアル変換ケーブルはいつも問題になるブツですがこればっかりはどうしようもないですね・・・カードスロットがあるPCだといいのですけど。 TOPへ |