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Keigo1951 NEKO外部出力をMS2に接続

やっと正常に走ることが出来るようになりました。

思い返してみれば。
ヘッドガスケットからの水漏れ→ヘッド外してガスケットやり直し
クランクオイルシールからのオイル漏れ→シール打ち込み直し→再度漏れ→ミッション取り外し→シール外せず→エンジン取り出し→オイルパン脱着シール交換
メガスクのバグ誘発x2


おがくず使ってオイル処理した跡。発見した時のがっかりときたら。しかも2回も。
まあ、よくめげずにここまで来ました(自画自賛)。
そりゃ2.5か月も掛るわ。



これはエンジン搭載2回目の後。無事に始動出来て各部の漏れも止まりほっとしているところですが、この後バグによりプラグトップコイル焼損、クランキングパルスがおかしくてエンジンが始動できなかったり点火時期がおかしかったりする原因が、メガスクのセッティングなのかバグなのか分からないところにさらに要因を増やすという。

そのほかにも、今回の作業で気づいた配線の取り回しのミスを修正したり、ぐちゃぐちゃになってた室内側の後付け配線を間引いたり、後付けの水油温センサー配線のバグを叩いたり、クラッチマスター/ スレーブシリンダーのOHをしたりとまあかなりのおまけ作業がついてきましたが、すっかりリフレッシュが出来ました。時間は掛かりましたが、スッキリしました。


DIYPNPはここに取り付けられました。助手席に乗ると脛に配線と負圧配管が当たるんですけど・・・負圧配管に三又がついているのは負圧計への分岐用。運転しながらTPS制御とDジェ制御の切り替わりを負圧計で見られるのは何かの役に立つかも。


なんか上手いこと固定できる所があって、タイラップでしっかり取り付けられるそうです。でも90度回して配線配管が横向きに出る方がいいなあ。
トンネルにはNEKOが張り付けられました。


赤がNEKOの外部出力の+と-にテスターを繋いで測定した電圧で、青が取扱説明書に記載されている値。過去にAEM A/Fセンサーの個体差をキャリブレートしたのと同じ作業です。両者はだいたい合っています。ところがこの値をTunerStudioに入力するとメガスク側の認識がおかしい。


ここを開きます。


最初の画面だと一部のパラメータしか表示されていませんが、黄色くマーカーしたところを開くと


全ての入出力値を見ることが出来ます。EGOセンサーからもらっている生の電圧もここに表示されます。


MS2とNEKOが繋がった状態のままテスターを脇から当ててみると、やはり先ほどと違う電圧が表示されました。TunerStudioの方は下1桁しか表示されないですが、変化を見ているとTunerStudioとテスターはちゃんと一致しているように見えます。
何故こういう現象が起きるのか、ちゃけさんに参考サイトを教えてもらいましたが、難しい・・・いまだちゃんと理解できていませんが、そうなっちゃってるものは仕方ない。


再度テスターでまた電圧を拾ってビデオ撮ってグラフを作ってみたのが黄色線。
・・・ところが。これで得られた値でセンサーキャリブレートしてもなぜかNEKOの表示器とTunerStudioの表示が一致しません。何故だ???


仕方ないのでセンサーキャリブレートに勘で数値を入れ、試行錯誤してたどり着いた数値が青、これでだいたい合ったものの、なぜテスターで見る出力と一致しないのか、どうも釈然としません。

さらに。これで終わったかと思ってたら、ラップトップへの電源供給用に使っていたDCACインバーターの電源を切るとTunerStudioのA/F表示が変化することに気づきました。DCACインバーターをアクセサリー電源に繋いでいたのですが、NEKOの電源も同じくアクセサリーから取っていたのがまずかった様子。インバーターをオフにしてもう一度試行錯誤してNEKOの表示と合うようにしたのが赤線。

NEKOをオーディオ用常時電源に繋いだところ、DCACインバーターをONにしても影響しなくなりました。やれやれ。そういえば1001メーターのタコメーターの配線でもアースと電源を別系統で取る必要があったのを思い出しました。

NEKOは本体のスイッチで自由にON/OFF出来るので、常時電源に接続でも問題なし。むしろエンジン始動直後から計測可能になる(NEKOは起動後60秒待たないと表示が出ません)のは便利。センサーの保護を考えると始動直後の水分の多い間はOFFにしておきたいところではありますが、たまにはチェックしないといけない時もあるので。



ちなみに。現物合わせでたどり着いた答え(インバーターの影響なし)=赤線、MS2接続あり・インバーターの影響ありでのテスター数値と一致します。たまたま一致したのか、必然なのか・・・さっぱり。
MS2接続あり・インバーターの影響なしでのテスター数値は黄色のグラフよりずっと低くなり、当然ながらその値でキャリブレートするとTunerStudioのA/F値はNEKOのそれと一致しなくなります・・・。

ともあれ、これでメガスクがA/Fを正しく認識してくれるようになりました。そろそろ慣らしも終わるので、ここから先はログを使っての燃調セッティングが必須。これで取り掛かれそうです。





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