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蔵Project 2:鉄筋組み

砕石を入れてその上に鉄筋を組んでいきます。


朝一で砕石が届きました。普通だとダンプからドサーっと駐車場にぶちまけられて、後で階段をネコで登らないといけないところを、歩み板を荷台から玄関前に掛けてネコを走らせてもらえました。


せっかく掘った溝に砕石ズシャー。なんだかとってももったいない・・・。


砕石を入れ終わったらプレートで均します。
ギザギザしていた表面が踏まれてみるみるまっ平になっていくのが見てて快感。


糸(=基礎の上面の高さ)から深さを測定。800mmになっていることを確認。多少低くてもこの後のブロック積みで修正できるそうです。


鉄筋の位置を出します。糸の位置を水平器を使って垂直に下に投影しています。


もう一本の糸も同様に下に投影。


見ずらいですが、角に置いたインターロッキングに糸の位置が書き込まれています。
そこからブロックの厚み分を考慮して鉄筋の位置が決定されます。



ブロックもいくつか種類がありますが、今回使うのはフレコンといわれるタイプです。
参考:株式会社よねざわ工業フレコン型枠ブロック
何故フレコンブロックと呼ぶのか?フレって何?調べたけどよく分からず。フレキシブルコンテナバッグ、でフレコンバッグという工業用の袋があることはすぐに分かったのですが、それと関連があるのかないのか。
いずれにしても中にコンクリートを充填するためのブロックで、型枠として機能してそのまま構造物の仕上がり面となるブロックです。 真ん中に鉄筋を通せるのと、コンクリートを充填するための比較的大きな空洞があるのが特徴。
こちらのblogが分かりやすい。


ブロックの外面の位置と、鉄筋の位置の関係が分かります。


短辺は一本の鉄筋の両端を曲げてやると長さが足ります。長辺は届かないので角のL型と直線部のI型をオーバーラップして縛ってやります。


一番外側のが型枠ブロックの芯に来ます。内側の2本はフーチング部分。


そのまんま、足、ですね。


縦筋を立てて行きます。


ピッチはブロックの幅と穴の位置に準じます。


全部立て終わりました。


見てて気持ちがいいですね。


ベースのコンクリートを流した後、このブロックが上から差し込まれて組み立てられていくわけです。





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