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ローンチとクラッチミート時のリタード

フラットシフトの機能を使ってみようと思ったのは、実はクラッチミート時のリタードにこの機能を流用しようと思ったからでした。


Cut Levelをゼロにして一切点火カットさせず、Retardだけを生かしてやればクラッチが切れている状態〜半クラでは設定された量だけ点火を遅らせることが出来るはずです。

しかし、試しに実際にシフトアップで点火カットさせてみたら数回のシフトでコイルが飛んだのでこの機能に嫌気がさしてしまいました。MoTeCが原因と確信しているわけではなく、何か別要因が噛んでるんだとは思うのですが・・・。ここ頑張るメリットが全然ありません。


MoTeC M4の点火カット時のドエル制御にちょっとでも不安が生まれた以上、ローンチコントロールの機能も使うのを止めることにしました。


レブリミット用に設定したのと同じ方法でカットされる、と書かれています。


うちのは点火カットと燃料カットを併用していました。点火カットが先に入り、さらに100rpm上で燃料カットされる設定。
これを5の点火カットオンリーにするとマフラーから火が出せます(出すな)。


”0■No Control”にしちゃいます。


一応備忘録を残しておきます。
車速信号の入力端子や1速での最大速度を入力。


速度ごとのレブリミットを設定すればOKです。これでゼロスタート時にアクセルべた踏みのままクラッチミートにだけ集中できる、という機能。仙台ハイランドが無くなった今、実際にレースで使う機会はもうないですね。十勝を走るときは走行会です。

ちなみに。Dジェのセッティングをしていた時、サイドブレーキを強く引いて停車したまま、回転数と半クラッチの程度を様々に変えて負圧を変化させてA/Fを見たりもしていました。その際にローンチコントロールの事をすっかり忘れていて頭の中が???となったことが。
空ぶかしでのスロットル増量をセッティングしていた際にも同じミスをしました。
あほすぎ。


何とかしてクラッチミート時だけリタードできないか。次に思いついたのがこの方法。
クラッチスイッチをニトロのコントロールスイッチに割り当てます。2種類あるのですが、シンプルな6を選びます。7を選ぶとレブリミットを別途設定することが可能。


なんか強そう。


当然と言えば当然ですが、ニトロ噴射中は燃料噴射量も点火時期も変わってくるわけで、その設定が可能です。点火だけでなく燃料もいじれるなんて今回の目的にまさにぴったり。もっと早く気づきたかった。うちのロードスターにはニトロなんて物騒なものは積んでないので、このページを開けたことがありませんでした。
クラッチ切る=スイッチオン、その時のガソリンの増量をメインマップから16%増量としました。これでA/Fが14.5→12.5に濃くなる計算。リタード量はメインマップに対しての%となるよう設定しており、20%にしてみています。

半クラだけではなくクラッチを切っている間はずっと増量&リタードしてしまいますが、信号待ちなどで長くクラッチを踏んでいる習慣は無いのでこれでOK。そもそもツインプレートは重たいので長々と踏んでられませんし。


ログで確認。一番下の黄色のグラフが点火時期。カーソルがいるのが今まさにクラッチを繋ぎ終わる瞬間。マップに書き込まれている進角よりちょうど2割減の進角になっています(IGN Tableの負荷軸はTPS値です)。
燃料増量補正が掛かるのもいい感じで、発進時だけ少しだけ濃くしたかったのが実現できました。かつては発進時にクラッチミートするあたりの回転数・アクセル開度域を少し増量していたのですが、その必要は無くなりました。





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