TOP -週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その六 -週末の楽しみ822アライメント測定・調整決定版過去にウマに糸を張ってアライメントを調整する方法について書きました。ずっとこの方法でやってたのですけど、糸を正確に張るのをもっと簡単にできないかなと思っていました。 思いついたのがこれ。 車の車幅より長い木材2本の端に切れ込みを入れます。切れ込み間の距離は1750mmとしました。 ウマにタイラップで固定します。高さが同じになるよう、下に合板を入れて調整しています。 同じのが4本あると良かったのですけど。 切れ込みに糸を引っかけます。 左右の糸とハブセンターとの距離を同じにします。 左右の糸の距離は常に一定なので正確かつ早く調整できます。 写真はキャンバーを測定しているところ。大きな差し金、ちょっと高いのですが木工野郎には必需品です。 測定結果。リアトー0、リアキャンバー23〜24mm。 底辺と高さから角度と斜辺を計算してくれる便利なサイトに入力。14インチワタナベのリム直径は355mmなので約3.8度ということになりますね。 フロントトーは片側2.5mmイン。 まあこのままでいいんじゃないですかね。 続いてKeigoのマシンも測定。 こちらは15インチを履いています。 このホイール、なんとTRD製。深リムで格好いい。 測定の結果、右リアがトーアウト2mmで調整が必要と分かりました。 ジャッキアップしないでカムを回せるものか、試してみました。結果、ウォブルエクステンションがあればアームの前後とも後ろからアプローチできました。 アーム前側の前側はタイヤの前側に腕を突っ込めばOK。 フロントトーイン片側3mm。リアトー0、キャンバー3.6度にしました。 ジャッキアップが不要だとめちゃ作業が速いです。糸を張ったままで調整出来ちゃいますから。厳密にいうとタイヤが突っ張るんですけど、2台ともロアアームはピロ足なのでその影響は無視できます。 というかゴムブッシュの車もこれでやったのですが、それもOKでした。 うーん、楽しかった。 明日無事でありますように。 TOPへ |