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蔵Project 9:スライドドア製作 3

金具のドアへの取り付け位置を決めます。


赤で囲んだのが戸車がレールから外れないようにブロックする部品。戸車の溝の深さは5mm程度なのでドアとレールの隙間をそれ以下にしてしまえば外れなくなると。


穴をあけなおしました。



合体。


裏側のボルトの頭はツライチまで沈めています。


スライド蝶番のカップを掘るための工具を使ったのですが、これ、真ん中のトゲで位置決めされるため先にボルト穴を開けてしまうと暴れます。分かってはいたのですけど、ボルト穴を正確に開けることを優先しました。


表側。付属していた樹脂のスペーサーを入れました。主に見た目のため。
本来はドアの厚みの違いに対応するために入っているんでしょうね。


戸口にあてがってみました。今度こそ狙った大きさになっています。


戸車の裏側にボルト頭が飛び出しています。
表側は低頭になっているので入れ替えたい。


戸車を外してみました。ちゃんとボールベアリングが仕込まれています。ボルトの相方はカラー付きの低頭ナットです。


表側は回り止めになっているかなと思ったのですが、ただの丸穴でした。ボルトナットを裏返して 使うことが出来ますね。


ここで一度金具いじりはお休み。ドアをブライワックスで仕上げます。
オールドパインを使いました。


オールドパインは薄目の色ですが、杉板は吸い込み量が多いので結構変わります。
表側は杉板が貼られるので枠だけ塗装、合板は木工用ボンドが効くよう無塗装のままです。


送料を安くするためなのでしょうか、レールが2分割になっています。割れ目に一本固定用のスクリューが通ります。まあ、これでも強度は出るのでしょうが溶接できるので合体しちゃいます。


レールにストッパーを付けてみたところ。長さも必要ギリギリになるようにカットしちゃいます。



開先をいれてしっかり溶け込ませました。



胴縁。レールの受けが来るところに潜り込ませます。


下側、土台の半分まで被るようにしました。
埃の侵入を防ぐためには全被せにしたいところですが、ドアの下側の位置決めのことなどを考えてこの長さに。


先ほど滑り込ませた胴縁の上に杉板を貼りました。ドアを押縁から逃がすため、押縁と同じ厚みの胴縁をもう一枚横に走らせ、その上にレールを固定します。



目いっぱい開けると外側にちょっとだけ飛び出します。


おや、ドアの下側に少し隙間が。


左側のドアが少し傾いていました。金具を長孔にして対応しました。


無骨でいい感じ。


3日かかってまだ終わってないという。思いのほか手間がかかりますね。





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