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蔵Project16:錠前の取り付け

錠前をインストールします。


ドアの方にはデッドボルトロック=閂、と言われるタイプを使います。英語でもそのままdead bolt lockです。
uxcell デッドボルト ゴールド。¥2,716 プライム無料配送でした。
本当は国産が良かったのですが金色のが見つけられず、しかたなくチャイナです。


スライドヒンジ用のカップを使って25mmの穴を開けました。カッターの長さを使い切ってやっと錠が収まりました。


錠の裏側に4か所でっぱりがあり、これが当たって収まりが悪いことにしばらく気づけず。奥が当たってるものだとばかり思いこんでぐりぐりカッターを押し込んでしまいました(笑)。


シリンダーから伸びるロッドが刺さるのがこの+の穴。
ドアの縁と鏡板に段差ができていて、このままだとシリンダー部がきちんとつかないので材を当てることにします。


材を当ててシリンダー部を収めるための穴を開けました。ホールソーの深さが足りず、表と裏から掘ったら・・・思った通りずれました。鑿を使ってむりやり破壊して表裏を繋げます。


あ、ピントが・・・。とりあえず繋がりました。
ずれてる部分の肉はスライド丁番のカップカッターでグリグリやってそぎ落とします。


仮合わせしてみて気づくのです、横から奥まで彫り込んだのは無意味だったな、と。


裏側から入れたホールソーがずれていたので・・・。


当然こういうことになりますよね。


裏側なので、上から材を被せておしまいける、でもいいかと思ったのですがドア厚がありすぎて表と裏の部品が繋がりません。


しゃーないので合板をカットします。すでに合板は接着してしまっていて剥がせないのでそのまま加工します。まずは丸鋸を入れて・・・。


鑿を叩き込んで剥がしていきます。合板なので層状で剥がれてくれるので助かります。


切除完了。


ピタッと収まりました。
本来はホールソーで大穴を開けるのですが、平板の通る穴と、シリンダーの固定用の穴2個のみを開けました。シリンダーをぎゅうぎゅう締め付けなくてもドアにきちんと固定されるようにという狙い。


あ、出っ張ってる。



これでよし。
この十字にシリンダーから伸びる平板が刺さりますが、組み方を間違えがちです。鍵穴に刺した鍵を引き抜ける位置は1か所しかなく、ここを組み間違えるとロックした後に抜けなくなります。


室内側までホールソーを貫通させなかったため、この部品が底づきしました。奥行きを8mmほど短く切断。


材が切り替わってるのがなんだかかえっていい感じです。


ステイン→ブライワックスで仕上げると材を足した違和感はなくなります。


ステンレスの錠前がここについてたらちょっと残念な感じですよね。


スライドドアの方はハーレーの南京錠を取り付けました。





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