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トイレにニッチを作成

今回のシャワートイレは操作部を別体リモコンにしましたが、リモコンがポコッと壁に張り付いているのはどうも気に入らない。ハニーの強い希望で音姫さんも取り付けることになったので、色々考えた結果ニッチを作ってもろもろ全部その中に収めることに。


まずは壁に穴を開けます。これが一番気が乗らない作業ですね。
カッターと丸鋸、どっちを使うか・・・カッターにしました。うっかり丸鋸でコーススレッドの頭を引っ掛けても嫌だし、ダストもすごそうだしで。
カッターをグッと押し込んで一度抜いて次に、を繰り返して一周しました。指の皮がむけた。


端っこを切ってみると出てきました、化粧合板。前のオーナーがやったリフォーム時に化粧合板を剥がさずにその上に石膏ボードを張ったようですね。


取り合えず石膏ボードだけ剥がします。おりゃー。
・・・なんか素直に剥がれてこないな。


お前か。中ほどに一本コーススレッドがいました。


今回はニッチを二つ作りますので、もう一つ切ります。
今度は方法を変えて、スーッと浅く切った横から斜めに刃を入れてVの字の切れ目を作ってみました。


V断面だとカッターが簡単に深く刺さっていくので効率的。ただ、うっかりすると脱線して斜めに切れていくので慎重に。


石膏ボードが無事に除去できたのでお次は化粧合板。最初丸鋸を入れたのですが、実は簡単にカッターで切れました。初めからカッターで良かった。


あ、指写った。
間柱など壁を支えてた奴らが出てきました。
断熱材は自分がやったリフォーム時に壁の向こう側(玄関です)から入れてもらったもの。


断熱材除去。


ニッチを切ったすぐ横にも間柱が隠れていました。ニッチに被らなくて良かった。手間が増えるところでした。この間柱、ニッチの固定にそのまま使えますね。



被ってしまったのは除去します。




音姫さん用の電源を確保。クリーニング屋さんの針金ハンガーでサクッと。
電池式の音姫さんは途中で音が止まってしまっていちいち手をかざさないといけないので。


ニッチ本体の製作に掛かります。
やっと楽しい作業に入れます。


外壁材の残りを電動カンナで払って磨きます。


ニッチの中の壁をどう装飾するか、ハニーとあちこち見て回ったのですがどうもピンとこず。写真だと良く見えるのがたくさんあるのですけど。
寝室の壁に使った残りの竹を使うことにして、固定するための溝を掘っています。


仮組してみます。サイズが結構シビアなので何度も微調整。


この奥の間柱は玄関側の壁を支えているやつです。これは取り除けないのでここで奥行きが規定されます。


竹を並べてみます。


竹の裏側に入る背板。針葉樹合板をステインで染めました。なんだか木目が結構カッコいいですね。


音姫さんを埋め込みタイプにしたため、竹が分断されて細かいパーツが転げ回る。ホットボンドで固定しました。


音姫さんの枠を背板にネジ留め。付属してきた金具がちょうど良く使えました。


何とかなりそうかな。


あ、枠が見えちゃうかもな。


艶消し黒で染めておきましょ。


枠はブライワックスのクリアで塗装。
はめただけでまだ固定できてません。


石膏ボードに木片を付けて壁とニッチを繋ぎます。上の左右のがそれ。コーススレッドの頭は後で漆喰塗って隠せばいい。


ここにも木片を。反対側は元々あった間柱に固定します。


タオル掛けを取り付け。竹の太さが違うと傾いちゃうので何度か入れ替えていい塩梅に。
マスキングテープは固定用のビスを刺す位置を示したもの。元々の間柱・胴縁と、壁につけた木片に縫い付けてニッチ自体を壁支持構造の一部にしちゃう感じです。


うん、いい感じになりそう。


電気屋さんに配線を繋いでもらって動作確認。
センサー範囲にニッチの縁がかぶったりとか、問題ないことは施工説明書で丁寧に確認しましたが、想定通り動作してくれてホッ。


全てのボルトを締めこんでもやはり少し金具が見えますね。
黒く塗っておいて良かった。


お気に入りのトイレットペーパーホルダー。


漆喰をやり直しました。乾けば完璧に色が合うはずです。


うん、快適にブリブリできそうです。





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