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トリガープレートのインストール

エンジンにノンサポデンシ製トリガープレートをインストールします。

以前にクランク固定用のSSTを作成したのですが、かなり不格好な出来でした。今なら厚物を簡単に溶接できますのでちゃんと作り直しましょう。ちょうど役目を終えたこの治具を再利用できます。


クランク先端の21mmボルトをかわすための穴を開けます。
ボール盤でひたすら小さな穴を開けます。


一つ大きな穴が開いているのはジグソーの刃を入れるためのモノ。半周切ってからハンマーでぶっ叩いてもぎ取りました。


プラズマカッターが欲しいですね。まあでもちゃんと形にはなりました。


プレートを延長、ブレーカーバーを固定できるようにコマを切ったものを溶接し完成です。
コマの向きに気を付けないと使いにくくなりますので注意。


これがノンサポデンシ製トリガープレート。左の小さいのはプーリーとの間に入るもの。ダンパープーリーなので外周部が動くため、このスペーサーが無いとプレートがプーリーに擦ってしまいます。NB純正がハット形状になっているのはこのためですね。2.41mmの測定値はトリガープレート+スペーサーの厚みです。


一応塗装しました。多分メッキ掛かっていて錆びないと思いますけども。
塗ったらやたらカッコいいです。付けたくないくらい。


クランク先端のボルト、緩めるのは簡単です。この状態でセルをちょんと回せば良いだけ。一発です。


ボルトを外してプーリーをボスごと取り外してみると。オイル汚れがありました。


もちろん綺麗にしましたが、オイルポンプ〜クランク間のシールが劣化していると思われます。ベルハウジングとエンジンの間からもリークが見られており、このエンジンはそろそろ本気でOHを考えないといけません。


ボスまで含めた全体の厚みです。NA純正が52.1mmでした。


左がNA純正ボス、右が加工したもの。
こうしてみると結構違います、なるほどずいぶん粉がたくさん出たわけです。


加工ボスにノンサポデンシ製トリガープレートを載せてみます。うひょー、カッコいい。


全円分度器を当ててみます。
1歯=10度で、歯の幅とギャップの幅は同じなのでとても計算しやすい。
NB REFセンサーは歯の中心でRise信号を出すようです。トリガーインデックス=欠歯の左隣の歯の中心からTDCまでは180-7.5度ですね。


プーリーを重ねてしまうとノンサポデンシロゴはおろかほとんど見えなくなっちゃいます。


加工ボス+ノンサポデンシ製トリガープレート(スペーサー含)の厚み測定=51.5mm。NA純正より0.2mm薄くなる計算でしたが0.6mm薄い。多分測定をミスってますね。ジョーの先の方で測るようになるので誤差が出やすいです。


クランク固定SST取り付け。


腕力には全く自信が無いのですが、ブレーカーバー側をボディーに支えてもらい、背筋使って無事に17kgf掛けることが出来ました。





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