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スティックコイルの変更

なんと前回コイルを交換したのは16年半前でした。プリメーラ用のコイルでした。特にこれ自体に不具合があるわけではないのですが、別の事情で交換することになりました。


これが完成したところで、石井自動車さんのダイレクトイグニッションです。元々はKeigoが使っていたものですが、メガスクのバグでぶっ壊れてしまいました。恐らく長すぎるドエルが入ったんだと思います。
型式 DBA-SCP90-AHXEK  5001****
型式指定、類別区分 15011-0009
車両名 ヴィッツ  ( U )
エンジン 2SZ-FE
のモノを中古で買いました。送料入れて3700円でした。


「内職キット」という名前で端子やプレートがセットになって売られていたようです。ハーネス側のカプラと配線は付属しなかったようで、この個体はいい加減な部品選択がされていました。赤線が実はアースなのですが、アースだからと軽視したのでしょうね、配線の容量が足りていません。熱を持ったのか硬化していて、折れました。


引き抜くのは簡単です。黒は電源線として使われていたもの。


一見太そうですけど、被覆の厚みです。左が古い方で、右が今回購入した正しい太さのAVS 自動車用薄肉塩化ビニル絶縁低圧銅電線(薄肉1)。AVより細いハーネスを作ることが出来ます。


前回AVで作って無駄にごっつくなったのですが、今回はスッキリスリム。


電源とGNDに1.25、信号線に0.5スケアを使用しています。純正準拠です。
090型TS【防水】F端子のみ(ワイヤーシール無し)/F090WP-TS-wr
住友電装090型TS防水ワイヤシール[濃緑色]/WS7165-0395TS
をそれぞれ16個ずつ注文しました。

ヴィッツコイルは4端子なのです。電源・アース・信号、そして点火確認信号が出せるコイルなので、ECUからタコメーター駆動信号が出ないNA8シリーズ1、NA6CEにはとても都合がいいんですね。コイルからの信号でタコを駆動できます。

今回コイル交換することになった理由がまさにこれで。


これまでMoTeC M4でタコメーターを駆動していたのですが。入出力端子を一つ空ける必要に迫られてしまいました。純正ECUに開けさせていたサーキットオープニングリレー=燃料ポンプリレーが誤作動を起こすようになったのです。恐らく純正ECUの電解コンデンサの液漏れだろうなと。潔く純正ECUは捨てて、MoTeCに燃料ポンプを管理させることにして、タコメーターはコイル駆動にしようと。
どうせコイル替えるならR35GTRとか、ガスコイルとか、もっと長いドエルに耐えるコイルを使いたいのですがいずれも3端子でタコ駆動出来ないので仕方なくヴィッツ用なのでした。壊れるという評判を聞くヴィッツ用ですが、純正のドエルは結構長いため、そのまま純正ECUで使うと過熱して壊れるのでしょうね。


配線終わった・・・と思ったんですけど、元の配線色から疑わずに組んでしまったため配線色がおかしい。何かのはずみで間違うことのないように、この後で電源:黄色に、GND:黒になるよう入れ替えました。
振動が多いところに半田を使うのは折れるのが心配なので、接続にはスプライスを使っています。


純正コイルより10mm長いです。


左が石井自動車キットについてくるパッキン、右がヴィッツコイルについてきたもの。


プレートとヘッドカバーの間に石井自動車のパッキンが挟まります。
このパッキンの高さでヘッドカバーのボルト穴周囲の盛り上がりをプレートがかわすことも出来るようになります。


まだ少し隙間が残ります。


話は前後しますが、Keigoが使っていてプレートのネジ山がズルってしまってました。
ナッターを打ち込んであったのですが、ヘッドカバー固定のネジ山の回りのでっぱりと干渉したので一部削除。


コイルとプレートの隙間をちょうど埋められる高さに調整しました。


ヴィッツのパッキン、そのままだと厚すぎたので一部ハサミでちょきちょき。リング状に切り取ればいいだけなので簡単。


裏返して載せるとちょうど良い感じです。


この車両のハーネスはMoTeCの汎用ハーネスと純正のハーネスが複雑に絡まっていて。コイル部分は両方から配線が来ていてややこしいことになっていました(上)。今後、純正のカプラ―部分から交換できるよう、下のように変更することに。
MoTeCからの信号線は純正ECU〜カプラ―間に割り込ませればOKかなと思ったのですが、これが後で間違いだと分かりました。


ハーネス側カプラ―のピンアサインはこちら。


純正ECUがエンジン稼働状態に応じて燃料ポンプをON/OFFするためにクラセン信号が必要だったのです。純正ECUが除去されるとその配線は不必要になりますのでついでに削除。ほかにも場当たりで作業されて汚い取り回しになっていた配線たちを全て見直しましていきました。長年気になっていたことが終わってスッキリ・・・したのですけど。
いざ作業が終わって始動しようしたら「シーン・・・」。
コイル、クラセンともに電源OK、GND OK。
MoTeCのダイアグで見るとエラーなし。セルを回すたびにSYNCの値が変わるのでSYNC/REF信号共にOK。となると点火信号しかありえません。

しかし納得がいかない・・・・丸一日悩みました(夢に見た)。
やっと思い当った原因が前述の、信号線を純正ECU〜カプラ―間に「割り込ませた」ことでした。純正ECUが繋がってると信号レベルが足りないのか、コイルを駆動出来なかった様子です。配線をちょん切ったら一発で始動しました。
オシロでそれぞれの信号の状態を観察しようかとも思ったのですが、誰得?と思いだしたらめんどくさくなったのでやめ。同じ状況に陥る人がいるとは思えません。


純正コイルもカプラ―オンになりました。

最後に。純正コイルハーネスのGND線は途中に丸端子がついていて、ヘッドにアースするようになっていると思います。これ、配線図には載っていないため、コイルハーネスを自作する際に忘れがちですが重要です。忘れずに作っておくようにしましょう。
うちの車は逆にヘッドにアースしておしまい、になっていてGND線がハーネスに繋がってませんでした。純正コイルでもタコメーターが上手く動かなかった(のでMoTeCから信号だしてた)のは多分このせいだったのかと今さらながら。

# 23年07月16日追記
上記タコメータ誤作動についての想像は間違い。こちらに結論を書いてあります。
/追記





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