点火時期の実際のデータ

点火時期の実際のデータ

点火時期の実際のデータです

元のロムデータの読んでいるところが凸凹しているので、ITCで補正してやっても完全に は消せず、中回転域、特に2500回転辺りと4000回転過ぎの進め方に妥協がみられ ます。

その前後の点火時期が早すぎるので、ITCのダイアルで進めていくとノッキングが出るた め、進めきれないのです(800,2400,4000,5600.7200回転がITC の補正のポイント)。

中回転での点火時期はトルク感に結構効いてきますので惜しいところです。 以前はもっと進めてやって乗り方で対処するようなこともしていたのですが、 (低回転での負荷のかけ方を少な目に=フルスロットルにするのは3000回転から) やはり2000回転から全開で踏まざるをえない場面もあり…(意地っ張りな私(^^;;;) ノッキングの対処のためにこの様になっています。

実は低回転でのノッキングはエンジンに与える影響はそう大きくないので(普通の車でも、 速度に対し高すぎるギアで走るとノッキングが出ますよね)、それほど神経質にならなくて も良いのですが、やはりあのかりっ、という音は気持ちのいい物ではありません。

また、アイドリングでの点火時期が2度まで落ちてしまっています。これも2000回転 の山のせいです。このままでアイドリングさせるためには、キャブのバタフライを開くし かありません。アイドルで10度にすると発進時のクラッチのつなぎを失敗するとノッキ ングとともにエンジンストールしてしまいます。

でもバタフライを開いているのでせっかくの軽量フライホイールの吹け落ちがスポイルさ れています。まあ、ノーマルのフライなら吹け落ちは強烈に悪くなる所が、普通に気にせ ず乗れるだけでもありがたく思わなくてはいけないのかもしれませんが… でも、やっぱり吹けが良いと吹け落ちの切れも欲しくなりますよね。

いつかは何とかしたいなあ、と思っていたのですが、その場でいじれるITCの使い勝手が 思ったより良いこともあってそのままにしていました。

でも今回、私の考えるデータでロムを書いてくれる、という奇特な方がいらっしゃって手 を着けることになりました。(hideさんスペシャルサンクス!!)

どっかのショップが作ったロムを付けるのは性に合いませんし、そもそもマップではなく たった一本のラインを読むだけなのに、性能に比して価格が高すぎる物が多いと思います。 サブコン付きであの価格なら納得もゆきますがね。

今回書いていただく点火時期は今までの私のデータの山をならす(というより谷を埋める) のはもちろん、今までマージンとして取っておいた分も進めてしまい、とんがった音を吐 く点火時期(爆笑)にします。hideさんのご厚意で点火時期のデータは公表しても良いと のことですので乞うご期待。その他、セッティングを初めとするデータは、私の良心の許 す限り(おいらを信じると火傷するぜ)公表してしまう予定でいます。

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