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アライメント測定 第三弾

ボディーからアンカーを出してアライメントを測定してみたんですが、どうもスッキリしない結果となりました。
やはりオーソドックスにハブセンター基準でトー測定を行った方が良いようです。
ハブセンターからの距離を測定し平行を出して、四隅にウマを置いて糸を張り(事前にキャンバーの左右差をゼロに)、張った糸をボディーからのアンカーでなぞる。その後、糸とウマを外し車を板に上げてアンカーを基準にして糸を張りなおして調整。
これで行ってみます(^^)。


ホースに水を入れて2個のウマに渡し、地面〜水面の距離を測りました。
地面の水平度をチェックする為なのですけど、もう少し太いホースの方が良かったみたいで、再現性がなくて手間取りました。


法面ゲージを使用してキャンバーが左右揃っているかを確認します。


このゲージ、バーニヤ目盛りになっていて比較的精密に読み取れるのは良いのですけど、何度か目盛りを読んでいるとじきに頭がおかしくなって訳が分からなくなってきます(^^;;;
予め狙う値にセットしておいて、実測値がそれより多いか少ないかを見るのに使う分には、(地面に直角の板を立て、ホイールの上下との距離を測定する方法より)早くて便利です。
前回の調整の甲斐あってキャンバーの左右差はゼロでした。これで理論上、ハブセンター〜車体中心線距離は左右均等になっています。


ウマを四隅において、
「左右のウマ間の距離」が前後で等しくなり、かつ
「フロントハブセンター〜糸」「リアハブセンター〜糸」の距離が左右でそれぞれ等しくなるよう糸を張ります。
すんげー面倒くさそう・・・って思ったんですけど、意外にさっくり出来ました。


糸が張れたらボディーにアンカーを磁石で貼り付け、糸のラインをアンカーでなぞります。


アンカーさえ付いてしまえばあとは前回と同じです。
自由に車を動かして板に載せ、アンカーに沿って糸を張りなおせます。


全ての調整が終わったところ。
結論から言うと、今回の測定値は過去のどちらの測定値とも違ってた(汗)んですけど、どちらかと言うと「はしご」での測定値に近かったです。
無事故車であってもボディー基準でのトー測定は無理!ですね。
ただボディーからアンカー出すのは「アリ」です。板に載せてアンカーを基準として糸を張りなおした後、何度もトーを再測定しましたが、4輪ともピッタリ再現性ありました。
これならお勧めできます(^^





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