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-週末の楽しみ〜ROADSTER SIDE〜その四
-週末の楽しみ511ISCVの設定とフライホイールダイオード接続周波数の設定については以前に書いたとおりでNA8CのISCVは250でOK、なはずなのですが・・・。プーンとやや大きめの音がしてます。さらにバルブが一定の位置で止っていない様でパタパタと変な音も混じっております。 純正ECUで制御されている時はこんな音はしませんので、ISCV側の問題では無いと思われます。 以前の銀ドラの動画。 こっちはもっと大きな音量でプーンと鳴っていて、パタパタ音もひどい。フリーダム制御です。 周波数を下げて50としてみると音質が変わって低音になり、さらにうるさくなります。 どちらの周波数でもアイドリングのDuty値は同じなので、ISCVバルブはちゃんと開いているようです。 ISCVバルブは電磁石で動く、つまりコイルですので周波数の数だけ逆起電力が生まれます。 この逆起電力をダイオードを使ってコイルに流してやることでISCVバルブの動きをスムーズに出来る=音を静かにすることができるようになります。参考リンク カソードをISCVの+側に、アノードを信号側に接続します。 周波数は250です、だいぶ静かになりました。 フライホイールダイオードがあっても周波数50ではブーン音が出ました。 続いてパラメータの設定です。 ISCVはPID制御されています。PID制御については参考リンクを。 MoTeCの場合、 Proportional Gain=P Integral Gain=I Derivative Gain=D に当たります。 D成分はあまり影響が無いので「0」のままでもOK。いじっても差が感じられないので。 大事なのはP。 # 2023.06.19追記 おそらくDはエアコンがついてる車で必要。エアコンオンで一瞬で大きくアイドリングが下がった際にストールを防止するため、意図的に大きくオーバーシュート気味にISCVを開いてやるのにD値を設定する必要が出てくるはずです。うちの車はエアコンやパワステが無いので、外因で瞬間的な変化がアイドリングに起きることがないため違いが出ないのかと思います。 /追記 Aux 1 Duty(=ISCV制御Duty)に注目。27%くらいで安定してアイドルしています。 空ぶかしを入れると一旦最小Duty設定=5%に落ちて復帰しますが、最初はP=20と小さくしているためなかなか数字が小さくなっていきません。続いてP=40とするとスムーズに27前後に下がっていきますが、下がった後はP=20に比べるとやや不安定でDutyがバラツキ気味に。ただアイドリングに大きな変化は起きてないのでコレでよし。さらに大きくするとハンチングが発生します。 # Thank かむるちさん a lot! TOPへ |