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デジタルサーモスタット

19年05月01日に水道管凍結防止対策を行いました。昨年一度凍結し、さっそくヒーター電源をONにしたのですが・・・半日以上掛けても解凍できず、結局電気ストーブを投入する羽目に。予防には有効でも解凍するには熱量が足りないようです。
使っているのはカクダイ 水道凍結防止帯(給湯・給水管兼用)3mを2本です。消費電力は1本あたり35w。本来水道管に巻き付けて使うものを直線的に沿わせているので、そのせいもあって溶かせなかったのかもしれません。

今年は予防的に使うことにしたのですが、ヒーター付属のサーモスタットは3度で起動・10度で切れる設定で、ちょっと余裕を見すぎている気がします。もうちょっと厳密にぎりぎりの温度で管理したいところ。

デジタルのサーモスタットで電源を管理することにしました。


Amazonで購入したこれ、いろんなところから同じ商品が出品されています。590円で購入しましたが、すでに売れ切れになっていますね。


こちらに日本語の説明書がありますが、消えると困るのでこちらに書き写しておきます。
センサーはサーミスタでNTC(10K0.5%)測定範囲は-50〜110℃。リレーICは最大AC240V 5A、14V 10Aまで許容します。入力電圧はDC12V、消費電流はリレーONで0.065A以下/ OFFで0.035A以下。本体の動作環境条件は-10〜60℃、湿度20〜85%なので室内に置かれる必要があります。リレーはドライ接点で、それ自体は電源供給せずK0-K1間を導通させるだけです。

通常は現在温度を表示しています。温度の表示変化は非常にクイック。
SETボタン短押しでリレーが動作する温度を表示/ 設定変更できます。
SETボタン長押しで詳細設定。
[P0] C or H選択  C=設定温度以上で動作(低温維持) H=設定温度以下で動作(高温維持)
[P1] ヒステリシス リレーが動作してから停止するまでの温度差を0.1〜15.0℃で設定
[P2] 上限温度設定
[P3] 下限温度設定
[P4] 温度補正 -7.0〜+7.0℃
[P5] ディレー時間 0〜10分=設定温度になってからリレーがONになるまでの遅延時間
[P6] 高温アラーム
P2とP3の使い方が良く分からないのですがまあいいや。ヒステリシスの設定は今のところ0.2℃にしています。0.1℃だと頻繁にON/OFFを繰り返して故障に繋がりそうでした。


ボイラーを入れているキャビネットに仕込むことにしました。コンセントをつけてもらい、リレー/ヒーターへの電源を確保しました。12Vは何に使われていたのか覚えてないAC/DCコンバーターを流用、容量は1Aと書かれていたので話半分としても十分ですね。


ケースを組み立てているネジの穴を3mmに拡大し木ねじを入れてキャビネットに固定、電源から/ヒーターへの配線もサーモスタットの端子から抜けてしまわないよう、キャビネットにタイラップでギュッと締めておきました。
# コンバーターからの配線を巻いて固定してしまってますが大電流が流れる訳ではないので・・・。


センサー配線、50cmしかなかったので延長しました。


ボイラーの向きを変えた際に使われなくなった灯油配管用の穴が残っていました。ここを配線を通すのに使っています。


針金ハンガーを伸ばしたのにセンサーをテープで固定して床下に吊るします。


床下を覗いたところ。
# この写真を撮っている間にネコ様たちに床下に入られてしまいてんやわんや。


温度計を定期的に監視して意外に思ったのが、意外と床下の気温は高いんだということ。外気温+数度だろうと思っていたのですが、実際には零下二桁の外気温でも床下は-1〜-2℃(センサーを吊る高さにもよります、床に近い方が高めに出ます)。そしてその状態が続くと水道管が凍り始めました。

どうやら前回行ったような水道管の保温は、温度降下速度を低下させるものの、最終的な配管温度の上昇はわずかしか得られないようで、床下温度が-1.xを下回る状態が続くといずれ水道管は凍結し始めてしまう模様。

# 赤い小さなLEDランプはリレーがONになっていることを示しています。


床下に潜って作業するのは嫌なので、とりあえず今は床下の気温を参考にサーモスタットを管理することに。-1℃以下でヒーターがONになるようにして様子をみています。春になったら配線を配管まで伸ばし、より信頼性の高い管理を試みることにします。





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