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ブローバイガスセパレーター

以前に書いてますがマーレーはオイルを選びます。合わないと大量のブローバイが出ますが、その場合もオイルはそんなに減りません。


右リアフェンダーの前に設置したオイルキャッチタンク、1974時代はちょうどよくこの中で液化して、気体だけがタンクから排出されていました。
1951だとブローバイの量が多く、流速が高すぎるためキャッチタンクで液化せず、そのまま通過してきてしまいます。キャッチタンク内にミストを漉し取る仕組みが必要です。


キャッチタンク内にステンレスたわしをほぐして入れてやることにしました。
これでミストを液化させられるはず。ただ、その場合とても気になるのが「満タンになった後」どうなるか。
かなりの量の水が出てると思われるので、30分程度の走行で満タンになる可能性も否定できません。もしもマヨネーズ状のオイルがコース上にあふれ出たら大変です。


キャッチタンクで液体を受け止めるのをあきらめ、セパレーターとしてのみ機能させることにして、漉しとった水分は別のもっと容量の大きなタンクに流し込んで受けようかと。


モシャモシャ挿入中(笑)。
さすがに曲がったパイプに押し込むのは無理でしたので切り取りました。3つ押し込んだところで満タンになりました。
横にしてブローバイ入り口から水を流し込んでみると、スムーズに液体排出パイプから出てきます。
が、よく考えてみると。
水と違ってブローバイはドロドロしてます。タンクにスムーズに落ちずに渋滞してセパレーター内に溜まり、すぐ上の気体放出用ホースからも出てきそうな・・・。


作戦変更。
真ん中から入れて、奥の上から気体を抜くようにします。
この場合気になるのが液体抜き用のパイプにブローバイ圧が掛かりすぎて、キャッチタンクに気体が出過ぎないか、ということ。まあこればっかりはやってみるしかないですね。ステンたわしの抵抗はそんなに無いので大丈夫だとは思うのですが、ブローバイでギトギトになるとどうなるかは未知数です。


車体に装着。リアバンパー内にステーを付けてホースバンドで固定しました。もう2本ステーを出してキャッチタンクを取り付け。このタンク、空冷VWtype−1高年式のウオッシャー液用です。モーターが無く、タンク自体をスペアタイヤのエアで加圧して噴出させる仕組み。


うーん、格好良いです!パンパー付けるのが惜しいほど(笑)。
垂れているホースが気体の放出用です。


気体放出ホースからミストが出ないことを確認するため、ホースの先にペットボトルを付けておきます。ペプシネックスのボトルだとくびれてるのでタイラップで固定しやすい(笑)。


バンパー下からキャッチタンクのドレンキャップが覗いています。最低地上高を上回っていますしそうそう地面に引っ掛けはしないでしょうけど、ちょっと気を遣う高さになっちゃいました。
# ホースは意味ないです、ウオッシャータンクだった時の名残。





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