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Keigo1951 燃焼室容積測定

燃焼室容積測定を行い、圧縮比を見ます。


ジャッキオイルを使ってみることに。サラサラしたオイルなので測定しやすいかも。


メスシリンダーに100cc取り、注射器で燃焼室に移していき残った量から計算する作戦。


まずはヘッド。ビッグバルブが投入されている銀ドラのヘッドを使います。結構な量の面研が入っているため、圧縮が上がりすぎないかちょっと不安。

1951ver.2で使ったヘッドと同様、インテーク側はホンダType-Rスキッシュ加工がされており、わずかに窪んでいます。スキッシュ効果と耐ノッキング性を両立させる形状。


作業はKeigoが担当。生暖かく見守ります。

案の定、サラサラとは言えやはりオイルだと粘稠度が高すぎてうまく気泡を逃がせず苦戦。メスシリンダーの壁にも付着するので正確性にも不安が。


オイルだと難しい、というのを知ってもらったうえで、媒体を水に変更。これだと1cc=1gなので、メスシリンダーを使わずデジタル秤で測ることができて便利。


得られたヘッド側燃焼室容積は44.5cc。
1951ver.2ヘッドの燃焼室容積が44ccでしたのでほぼ同じ。


ダイアルゲージを使って上死点から10.0mmピストンを下げ、ブロック側燃焼室容積を測定。ピストンとシリンダーの隙間はグリスでシール、シリンダーは鉄なので水に触れると錆びるため壁にも入念にグリスを塗り込みました。
得られた値は50.7cc。ここから10mmストローク分を差し引くとブロック側燃焼室容積が求められます。-6.685ccが答え。


圧縮比計算機で計算してみると、1951ver.2と同じく1.6mmガスケットを自作したとして圧縮比=11.35。うーん、これはセッティングがシビアになりそう。
キャブで回すのは怖いですね。





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