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OniTorqueタコ足導入

修理しながら使い続けていたHKSのタコ足ですが、割れ癖がついてしまいました。直してもぶん回すとまた早々に割れてしまいます。そろそろ潮時かも。


次のタコ足、どうしようかな・・・と思っていたら飛び込んできたお話がこちら。Twitterで仲良くしていただいている「NBのおっちゃん」が企画した超エロいタコ足。製作がどこなのかは知らないのですけど、想像するにレース関係?この形状だとかつてのA-RFタコ足みたいに割れまくる悲劇が起きないか心配になりますが、おっちゃんに「大丈夫」と太鼓判を押されたのでキヨブタから飛び降りてみました(^^
パイプはステン、304にもおっちゃん曰く「松竹梅」があって、ココンチのはレース車両で延々ブン回されても割れてない実績ありと。フランジは鉄ですがメッキ加工してあってそれも割れ防止に一役買ってる、とか。

バラバラになるタコ足って、元バイク乗りにはたまらないものがありますし、継ぎ目で振動逃げてくれないかなーとちょっと期待したりも。



なんとも色っぽいですねぇ。


私の手元に来たのは初期の方のロットで、最低地上高=タコ足になってしまうバージョン。ウチの車に使うには一部改造が必要です。ジグを作成していきます。


ホントかっこよくて、このまま飾っておきたくなります。



ジグが出来たら最後端部を取り外して、シャコタン用に後からリリースされた部品をセット。


元のパイプとの曲がりの違い。


交換する方のパイプもちょっとカットが必要。O2センサーボスが干渉する部分を切り落としてしまいます。ジグにO2センサー位置を投影しておきました。


元のパイプ、シャコタン対応パイプ、それぞれをカットしてつなぎ合わせたところ。わざわざジグ作った甲斐があってまさにピッタリの長さでカットできました。


形状の違いを再度。


10mmほど稼ぐことが出来るようになります。この差がシャコタンにはとてもデカイ。


うちの車はO2センサーボスを使って排気温度センサーを取り付けているので、ボスの増設が必要です。インパクトドライバーとステップドリルで開けましたが笑っちゃうくらいに簡単にこんな大穴が開きました。これはオススメの工具ですね。


ボスにも種類がありますが、スリーブつきで、穴にはまり込むタイプにしました。位置決めが簡単ですし、ネジの山も稼げます。



ボスの溶接、まさかこんなに苦労するとは。面倒くさいです、これ。
ボスとパイプ、どちらに先にアークを飛ばすか?
→ボス。
 ボスの方が厚みがあるのでパイプが先だとボスが溶けません。

一度ボスが溶けると今度はボスに熱が溜まりすぎて崩れそうになる。
→ボスとパイプに溶融池がまたがった後、そのまま断続的にでもビードを引き続けていければ良いのですが、それが出来ません。
アークを切るしかなく、アークをこの狭い範囲かつ短時間で上手に切ることが出来ず、スラグ巻き込みの原因に。グラインダーやリューターで取り除くはめになるのですが、これがとても大変。
大人しくTIG頼んだ方が良いですね。


オマケに何故か溶接すべきボスを間違えて既存のボスにビードを落とし、うっかりパイプを溶接してしまったという(笑)。我ながらあほすぎ。





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